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2016年3月 3日 (木)

大仏グラブに思いを乗せて ~上田大和郡山市長の手記より抜粋~

 東日本大震災の復旧にあたって、本市ではさまざまな支援活動に取り組んできました。

 一方、市内スポーツ店のUさんは震災 の直後から津波でグラブを流された野球少年のために、全国各地から中古グラブを集め、磨いて現地に送る活動を重ねてこられました。

 そうしたなか、福島県いわき市の中学校野球部の先生方から、震災5年目を迎えるにあたり未来に向け心がひとつになるシンボルを創りたい、というメッセージが届いたのだそうです。
 これを受け、東大寺の大仏様が使うサイズのグラブを東北の子ども達とも力をあわせて製作し、絆を深めようと大プロジェクトがスタートしました。
 大きさは何と3.6m。昨年夏には東北の各地で縫い合わせが始まり、8月末には東大寺で県内の子ども達によって仕上げられました。
 昨年末に大仏様の前で奉納の式典が行われ、お正月を大仏殿で過ごした後、やまと郡山城ホールの入り口正面に飾られいます。
 まもなく大仏グラブは同ホールを出発して、震災5年目の3月11日にいわき市でお披露目される予定です。

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コメント

なかなかいい話ですね。
奈良県がグローブの産地だったとは知らんかった~!
A.O

今は殆どが下請けみたいやねぇ!

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